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FAQ(よくある質問と回答)

メインページ »» Rickenbacker疑問あれこれ

目次


数字で表されるモデル名は本国アメリカではどう呼ばれているのか?
■ Rickenbackerのモデル名はドイツ系らしく数字でつけられてきました。が、我々日本人にとっては困ったことがあります。それは本当の発音が国内ではわからない事です。

 例えば360を広告でみつけてお店に電話したとします。「すいません広告でリッケンバッカーを見たんですけど・・・。」「はいはい『さん・ろく・まる』ですね!」のように呼んでませんか?私はいまもそのように発音しています。4001は「よん・まる・まる・いち」ですね。

 ところが、個人輸入などでアメリカ本国の人と電話でやりとりする際にはこれは通じません。弱った。本国ではなんと呼んでいるのか?ずっと悩んできたんですよ。まじで。

 先日リッケンバッカーマニアの集うBBSで、(株)リックスの曽我部さんに質問させていただいたところ、快く教えてくださいました。

(質問)
■ 曽我部さま、根本的な質問なのですが長年友人達と論争になっておりますので教えてください。

□ それはリッケンのモデル名の呼び方なのですが、例えば「4001」でしたら本国ではどう発音されているのでしょう?私の仲間内では「よん・まる・まる・いち」と呼ばれていますが、アメリカでは「フォー・ゼロ・ゼロ・ワン」「フォー・サウザント・ワン」「フォー・ハンドレッド・ワン」「フォーティー・ゼロ・ワン」とかいろいろ考えられますよね。

□ また、「360」は「スリー・シックスティー」「スリー・シックス・ゼロ」「スリー・シックス・オー」などが考えられますし。

□ その他「362/12」のように「/」が入っているモデルはどんな風に表現するのでしょうか?

■ リッケンバッカーが好きな割に根本的な事を知らなくてすいません。よろしくお願いします。

(回答)
◆ 4001は「four-thousand-one」、360は「three-sixty」、362/12は「three-sixty-two-twelve」と呼びます。

なるほどー。今度からはOKですね!(2002.02.03)
ネックの握りはどんな感じなのか?
 Rickenbacker社は数ある楽器メーカーの中でも、頑固なまでに職人気質を貫くメーカーとして知られており、時代に流されない商品作りで評価されているのですが・・・ネックに関してはかなりばらつきがあると言わざるを得ません。

 具体的には下のような流れがあるようです。ちなみにこれは私の経験とWITHさんからのアドバイスをもとに評価しています。

 ★1950年代〜1957年・・・COMBOは握りが四角でごつい。かまぼこ板のようだと表現する人もいる。
 ★1958年〜1973年・・・全体的にナット幅が狭く、薄く作られている。初期のネックにボリュートが無いタイプも握りは細い。
 ★1974年〜1979年・・・ナット幅は60年代と同じ位だが、やや厚く丸くなっている。特に1f付近の握りがごつい。
 ★1980年〜1983年・・・かなり厚くなり、グリップの感覚がさらに丸っこくなる。
 ★1984年〜1985年・・・RICの歴史上一番太かった時期。
 ★1986年〜1993年・・・徐々に細く薄くなり、60年代のグリップに似てくる。
 ★1994年〜1999年・・・ニューモデルはナット幅が広くなり、握りが丸くなる。(GIBSONのSGの握りに酷似)ビンテージモデルに関しては徐々に細く薄いネックに戻りつつある。

 私は薄く細いネックがこれぞRICという感じで好きです(最初のRICが60年代360だったせいかも)。確かに12弦ギターは弦間が狭いのですが、これがかえって弾きやすいのです。



 最近になって握りが太くなったのは、シグネイチャーモデル開発時にミュージシャンの要望で、ナット幅は広く厚く作られ、それらが市場で高く評価されたことからだそうです。具体的にはトム・ペティ・モデルなどがあげられます。

 新しいモデルの650シリーズや660シリーズは写真で見ても明らかに、ナット幅が広くGIBSONのギターみたいです。

 ベースも4001V63CSは特別太いネックです。

 最近の奏法では、指盤がフラットで薄いネックが適しているそうです(IBANEZはみんなそうですよね)。でもRICでライトハンドやスウィープピッキングはちょっと・・・。

 そういえば、650や660はフレットもRIC特有の細い台形のものではなく、ジャンボタイプになっています。確かにジャンボは弾きやすいですけどねえ・・・。私はIBANEZの細く尖ったタイプがRICには合っていると思います。シャキーンとしたカッティングが出来ますもんね。

 最新情報です。行きつけの楽器屋(サウンドパパ)に2000年限定モデルの460BGが入荷したので触らせてもらいましたが、このネックは細くて薄い60年代のシェイプどんぴしゃでした。このネックは一度触ってみる価値有だと思います。(2000.03.18)
指盤が厚いと聞きますが・・・?
 はじめて360を手にして思ったのは「なんじゃこりゃー!指盤のローズがバインディングからはみだしてるー!なんて厚こい指盤なんだー!」でした。ほんとに他のギターから考えると信じられない厚こさです。

 実はこの指盤、丈夫ですが大変なくせ者なんです。それはネック本体に使われているメイプルやウォルナットが湿度や温度、弦の共振等で伸縮しても、このぶ厚い指盤はびくともしないので、指盤とネックの間が剥がれてきてしまうトラブルが多いのです。

 実際、私の所有するギター&ベースの半分はこの症状が若干ですが出ておりますし、OLD物や中古で店頭に出ているものについてはほとんどこの症状が見られます。まあ、だからといって軽い症状が出ているのが普通なので気にすることはありませんが。出ていないOLDを探す方が難しいんです。

 もしかすると他の楽器でもあるのかもしれませんが、通常ネック材と指盤材の境目にはバインディングがあるので気がつかないのかもしれません。

 とにかく、購入する際はナット近くの指盤とネックの接着面を良くチェックしてからにしましょうね。

 ところで私の所有する483ですが指盤に節があります。楽器の指盤に節がある部分を使うのは驚きです(しかもカスタムモデルなのに)が、全然その部分が凸凹していないのもすごいです。この部分を敢えて使用した理由は判りませんが、そんなに質の悪いものでは無かったようです。

 余談ですが、先日アトランシアのベースを試奏したのですが、あの丸太かウッドベースのようなネックと、およそ1cmはあろうかという指盤にびっくり!上には上がいるもんだねえ。

 ちなみに320AZの指盤のローズは8mmあります。

 最近手に入れた68年製の4001のネックを見ていて気がついたことが有ります。指盤のローズが薄い!のです。大体リッケンバッカーは8mmくらいのロース指盤なんですが、計ってみるとこの4001は5mmくらいです。でも同じ年式の4005は8mmくらい・・しかも今までのRICのベースと違いナットと指盤の幅が少し広いです。(2001.02.18)
4000シリーズのブリッジにはいくつかの種類があるんですか?
 RICについて興味がある方ならある程度ご存じだと思いますが、73年を境にコンビネーションブリッジはボルト3本止めから5本止めに変わりました。さらに後年は7本止めに変わりました。それに伴い、ブリッジ(弦を乗せる駒がついている楕円形の部分)も大きさや形が若干変更になりました。

←68年の3点止めブリッジ。ミュート部分の真中の金属部分が切れているのが73年までの特徴。
 実はこの小さな仕様変更がプレイヤーにとっては大きな変更でして、この変更を境に弾き心地が大幅に変わってしまうのです。特に弦高とテンションはネックの仕込みの変更ともあいまって、かなりきつく高くなってしまいます。
 よく「4001は弦高下げられないし弾きづらいからナー!」とか言ってRICのベースを敬遠する方がいるのですが、これは73年以降の弾き心地で評価していると思うんです。

←75年の5点止めブリッジ。追加された2本のネジがわかりますよね。
 73年以前のものはテンションがFenderのようになめらかで、弦高も低く設定することが出来ます。もちろん独特のあのピックアップフェンスやブリッジですから、他のメーカーと比べたら弾きやすいとは言えないかも知れませんが、私のように指弾きでも親指をピックアップの上に置かない奏法であればJAZZ BASSもRICも関係ないんですけどねえ。
 最近73年以前のものが、それ以降のモデルに比べて価格が高くなってきているのは、見かけのチェッカーバインディングだけではなく、楽器としての扱いやすさも深く関与しているんです。
4000シリーズのミュート機構がうまく使いこなせません。
 RICのベースの特色といえば、このミュート機構でしょう。ポールがお気に入りで使っていたのでご存じですよね。この機構は現行の4003でも継続されているのでパーツの取り寄せは容易です。どうしてもゴム(ウレタン)は経年変化に弱く、古いモデルでは硬化してしまって使い物にならない場合があります。

 そんなときは現行のパーツを使うわけですがここで注意!現行のパッドはラウンドワウンドに対応するためか、かなり幅広な横1.5cm×縦9cmくらいの長方形のウレタンゴムに両面テープを施したものが付いてくるのですが、これをこのままミュートプレートに貼ってしまってはいけません!特に4001の人は要注意!

 このテープは60年代〜70年代のオリジナルに比べて幅が2倍くらい有り、ただのゴムの切れっぱしなのでそのままではミュートとしてうまく機能しません。ミュートネジを回してもゴムが大きすぎて内部にひっかかってしまいなかなか上がらず、例え上がっても弦にあたる面積が広すぎてミュートしすぎてしまい、弦の振動が完全に死んでしまって思ったような音になりません。

 それをオリジナルのように機能させる為にはまず、真ん中から2つに切ります。一個は今後のためにビニールに入れて空気に触れないようにしておきます。さて、もう一個は裏側に両面テープが貼ってある方を下にして上の角をカッターで丸く加工します。少しRがきつめのかまぼこ型にしてください。そしてこれをプレートに貼りつけてから装着してください。GOODです。

 ただしこの加工をすると5本ネジのニュータイプブリッジでは、ミュートを使用していないとき弦の振動でミュトプレートがかたかたと揺れてしまうことがあります。それは調整ネジの太さに対してブリッジのネジ穴が少し大きめな為で、抜本的な対策はいまのところありません。

 また、最近の4003などでもパッドがつかえてしまってうまく上がらない、ミュートしすぎてしまう、といった現象がある場合は、上記のような加工をしてみてください。
4000シリーズのリアピックアップのマウント部品には種類があるのですか?
 4001や4003のリアピックアップのマウント用金属パーツ(ここではエスカッションと呼ばせていただきます)は、67年頃までの下側が長く大きく張り出しているタイプ(凸型)、68頃から80年代初頭までの長方形で弦付近の壁がまっすぐなラインで加工されているタイプ(□型)、80年代から現行モデルの長方形で弦付近の壁が削り落とされた(凹型)タイプの3つに分けられます。

 最初のタイプはホースシューピックアップマウント用です。最近の4001V63に使用されているタイプですので、ほぼ同じ物を現在でも手に入れることができリプレイスメントが容易に出来ます。

 次のタイプはハイゲイン採用時からフロントピックアップの位置変更までに使われています。このタイプはピックアップフェンスも薄く低いタイプが使用されており、エスカッションの形状もあって弦高の設定にかなりの制約があります。又再生産されていないのでピックアップフェンス・エスカッション共に手に入れることが困難です。

 最後のタイプは現行4003で使用されており、容易に手に入れることが出来ます。このタイプのピックアップフェンスは厚く高いタイプが使用されており、弦部分がえぐられたエスカッションと併せることによって、結構自在な弦高設定が行えるようになっています。

 実はエスカッションのメッキはとても弱く、中古楽器屋に行って観察すると結構ぷちぷちきている物が多いです。ネックと併せRICを購入する際に見るポイントの一つであると言っても良いです。弾き終わったらこまめに拭きましょうね。
トースターピックアップには種類があるんですか?
 RICといえば真っ先に思い浮かぶのがこのピックアップの独特のフォルムではないでしょうか?

 GRECOのコピーモデルに躊躇した若かりし日が懐かしいです(日本一のコピーモデルですがピックアップの真ん中に仕切りが入ったデザインが・・。パテントの問題で同じデザインが使えなかったみたいですが・・。)

 さてこのピックアップはご存じのようにシングルコイルです。カラッとしたカリフォルニアの音がします。この音は唯一無二のもので他のメーカーのピックアップでは絶対再現できない独特な音を出力します。

 このピックアップですが、アンプに直に接続した場合は素晴らしいRICらしい60年代サウンドを演出してくれるのですが、エフェクターを介してアンプに接続すると、これほどかかりの悪いものはありません。たぶん出力曲線が通常のピックアップとは全く違うのではないかと思います。

 特にフラット弦の太めのものを使用し、高域の抜けるアンプで鳴らすと素晴らしい音がでます。ラウンド弦の細いものはちょっと役不足なみたいです。

 最初期のものはトースターの黒い部分の両端に型押しした時にできた丸いふくらみがあるので、交換された場合はすぐに気づきます。







 60年代中期以降からのものはすっきりとしています。最近のリイッシューVシリーズのものも丸いふくらみはありません。まだ良く見ていないのですが、ひょっとするとCシリーズでは再現されているかもしれません。

ハイゲインピックアップの音色は?
 どうもこのピックアップは人気が無いのですが、330の24フレット仕様への装着はJAMの影響からか格好良く見えます。

 音は見かけと違ってさっぱりした音で、線が細く抜ける感じです。ある意味トースタートップよりもRICらしい音です。JAM系のじゃりじゃりした音はこのピックアップだけでしか再現できないと思います。エフェクターのかかりはやはり良くありません。が、弦一本一本の粒立ちはトースタートップに勝ります。
 






















 初期のハイゲインはポールピースが細く高さ調整ができるもの(ベースも同様)ですが、ギター用のものは持っていないので音色は不明です。

 このピックアップには現行のラウンド弦が合っていると思います。010〜のセットがベストじゃないでしょうか。

 余談ですが、ハイゲインもトースタートップもリア用はピックアップの下までポールピースが飛び出している構造なんですが、フロント用は飛び出していません。これはネックがセットされるタイプのモデルでは、セット部分の強度確保の為にボディをザグる事を避けなければならないことから出来た形状だそうです。ということはフロントとリアは音色そのものも違うピックアップであるということです。
ハイゲイン・ピックアップの変遷
WHAAM330さんからいただいた情報です。ハイゲインや1984以降のモデルの知識が無いので大変ありがたいです。

はじめまして。ハイゲイン・ピックアップについて自分も興味がありましたので
いろいろと調べてみました。年代に誤りがあるかも知れないのですが
参考になれば幸いです。

第1期
69〜72年
381、331等に搭載されたポールピースの細いタイプ。
ピックアップカバーの四隅のネジは、マイナスネジ。

第2期
73年〜83年
ポールピースの頭が半球状のタイプ。
ピックアップのボビン・トップは、フラットでプレーン。
四隅のネジは、プラスネジ。
430には、金属製のピックアップ・カバーのないハイ・ゲインが
搭載されている。

第3期
84〜90年
ボビン・トップが網目状になる。
ピックアップ・カバーは、クロームとブラックの2タイプがある


第4期
91〜06年
ポールピースの頭が若干大きくなる。
トースター・トップ・ピックアップと兼用のボビンなので
ボビン・トップに2本の細長い突起がある。

現行品
ポールピースがアジャスタブルタイプに変更。

補足ではありますが、73、84,91年製のギターにもマイナーチェンジ
される前のハイゲイン・ピックアップが搭載されている機種も存在しているようです。
ハンバッキングピックアップ(1)の特色は?
 ここでは、481に搭載されているハンバッキングについてです。フェンダーのスターキャスターについているようなハンバッキングで異様に大きいです。このモデル以外では搭載されていないと思います。銀色にピアピカ輝く巨大なピックアップの真ん中にはロゴが燦然と輝いています。

 ポールピースは+ネジで上下できます。


















このピックアップの音は、大甘です。もうすんごいハンバッキング〜っていう感じです。リアピックアップでも柔らかいトーンキャラで、全くリッケンらしくありません。そのあたりが481の不人気モデルたる所以かもしれませんが。かといってレス・ポール的な使い回しができるとも思えません。バラード専用ギター。(2002.02.03)
ハンバッキングピックアップ(2)の特色は?
 ここでは、650に搭載されているハンバッキングについてです。このピックアップは良いです!今使っているリッケンの音に不満が有る方!売りに出す前に、このピックアップに交換してみてください。本当にびっくりするほど良い音です。シングルコイルよりも音が太く伸びやかで、ノイズは全くありません。

 しかも、今までつけていたピックアップとほぼ同じサイズなので、ボディをざぐったりする必要もありません。そのままつきます。

 さらに、トースタートップのカバーも加工次第でつくらしい!ので、これはやるしかないでしょう。

 このピックアップにすることで、使いづらかったリッケンの音色がマルチに変化しますよ。650は本当に良いギターです。(2002.02.03)
ペグ(ベース用グローバー)って壊れやすいんですか?
 70年代前期から80年代前期まで一部で使われていたこのぺグは、実はここだけの話ですが「欠陥品」です。というのも、非常に壊れやすいのです。構造を知ると「えーこんな構造なのおー」と言いたくなります。クルーソンのぺグはFENDERで有名な安定した丈夫なものでRICに使われているものもまず壊れるというのはないようですが、このグローバーは持っている方ほとんどが壊れた(もしくは壊れている)そうです。
 













 壊れ方はただ一つ!裏の四角いケースが突然ポロっと外れ、中のギア類とグリスがぼたっと落ちるという黄金パターン。ここで普通は諦めて他のぺグにつけなおすのですが、あきらめの悪い私はWITHさんでコツを伺い、自分で直してみました。結果はGOO!完璧に直りました。

 修繕方法を図にしてみましたので参照してください。

 グローバーのペグはギアボックスの四隅に丸い出っ張りがあり、これがかなり柔らかい金属素材で出来ています。
 もともとの状態が図下段右の「A」のような感じなのですが、非常に小さなひっかかりなのでペグの動きで蓋がもまれていると、経年変化で「B」のようにひっかかりの無い状態になってしまいます。すると蓋がポロッと落ちます。
 つまり、この出っ張りのひっかかり部分を「C」のように複元してやれば良いのです。
 四隅の出っ張りが折れてしまっては直しようがありませんが、残っている場合は以下の手順で試してみてください。
 まず、本体を砂袋や万力などで動かないように固定してください。
 部品を元の状態に戻して、蓋をします。
 四隅の丸い部分の真ん中から外にかけて、くぎや針のとがったもので、やさしくトントンと叩きます。強く叩くと、柔らかい素材なので予想外に大きく変化してしまいますので気をつけてください。
 ペグを回してみて蓋が動かない状態で固定されればOKです。ペグが回ると蓋が動いてしまう状態だと、またいつか外れてしまいますので注意してください。

 ただし失敗しても責任は負いかねますので自分の責任でお願いしますね。
12弦ギターの弦配置の特色って?
 もう言い尽くされてきてご存知でしょう。リッケンの12弦は、正弦と副弦の関係が通常の12弦とは逆に張られています。これがあの独特なサウンドを生み出す要因のひとつなんですね。

 時々この関係を自分で逆にする方が見受けられますが、リッケンの大家曽我部さんによると「ペグの配置が専用に設計されている」為に「副弦用のペグに正弦のようなテンションが強いものを張る」というのは「あまりよろしく無い」とのことです。

 特筆すべきことは、日本のリッケンバッカーコレクターの第一人者タダドヘブンのO山さんが所有しているリッケン12弦のプロトタイプ(1本目)は、弦配置が通常のギターと同じであることです。

 しかし、2本目の製造となるジョージ・ハリスン所有のものは、すでにレイアウトが逆になっています。
正式輸入品と並行輸入品では何が違いますか?
 輸入代理店を介在させない並行輸入品は、もちろん保証が効きません。

 でも、並行輸入品がリーズナブルであることも否めない事実です。元値が高額なリッケンバッカーの場合は価格も重要な要素ですよね。

 注意点として、最近知ったのですが、USA本国仕様と日本向けの仕様では塗装の厚さが違うらしいです。確かに並行物で最近のモデルを使っている友人のものはヘアークラックと呼ばれる細いすじ状のひび割れが多いです。これはUSA仕様の塗装では日本の急激な気温・湿度の変化に対応できない事から起きているのかもしれません。

 リッケンの色は、木地に直接着色されている為、リフニッシュをかけるのが大変困難だそうです。買う時は状態の良い物を選びましょう。
トグルスイッチにかかわる注意点
 たまたま4001AZを修理に出して判ったのですが、トグルスイッチのパーツは70年初頭のものと現在のものでは同じメーカーの同じ部品でも、プラスチックのキャップ部分のネジ切りのサイズと形が違うことがわかりました。

 現行のパーツに付け換えると必然的にスイッチのキャップが短く太いものに換えざる得なくなります。つまり演奏性に微妙に影響が出るのです。

 うーん困った。とりあえず接点回復剤で修理。対策を考えなくてはなりませんね。(2001.01.07)
ジャックポッドにかかわる注意点
 330/12の接触が悪くなってきたのでリペアに出したら「これもう接点がすりへっちゃてますけど、銀かなんかを盛り付けて修理しますか?それとも新しいポッドと交換しますか?」というリペアマンの話。

 とりあえず古いパーツはとっておいて、新しいものをつけてもらうことに。。。

 しかし、ここでも問題発生。同じスイッチクラフトのジャックポッドなのに長さが大分違う!とりあえずなんとか干渉しないように工夫してもらって装着。

 オールドパーツ屋で調達しておかないと他の楽器も交換が必要になったときに困るなあ。(2002.09.06)
ヘッドの角度に種類はありますか?
 330Fと360Fのシリーズは他のモデルとヘッド角度が違うのが有名ですが、実際にどの程度違うのか興味があって483と比べてみました。

 いかがでしょうか?でも、テンションは角度が浅い483の方が強いです。

 ほとんどのギターは483と同様の浅い角度になっています。昔のFシリーズだけ深いんですよね〜。



483って見たことないんですが・・・
 普通あまり目にする事のない480シリーズは結構皆さん興味があるのでは無いでしょうか?私の所有する483は480の3ピックアップ仕様です。

 センターピックアップのポールピースには、他のモデルには見られない長いものが使われています。これはフロントピックアップがピックガードの下にマウント、リアピックアップがボディ上に固定、ネックの仕込みそのものもかなり角度がつけられ、弦がブリッジに向って急な角度でセットされるので、高さをあわせるために仕方なく長くしたようです。が、笑ってしまいます。

 また、ネックはデタッチャブルジョイントで、フェンダーのギターのように四角いプレートを介して4つのプラスネジでがっちり固定されています。

 音は、腰の強くないテレキャスターといったところですか(^^)ジャガーに似た音色かもしれません。



ピックガードの下に何か書かれていると聞きますが・・・
 リッケンバッカーの厚いアクリル製のピックガードの中は、いったいどうなっているの?結構気になる事ですね。手持ちの楽器の中身を除いてみた結果を淡々と報告します。少しづつアップします。



















 ↑#483のピックガードの中です。円囲みの中に「11」、続いて「480-B」そして「john」と入っています。(2001.08.31)




 ↑#330/12です。結構書き込みが多く写真では判別しにくいためメモに写してみました。「Lufe P345 12 K 345 12K ×●→×」と入っています。本当は3ピックアップにする予定だったみたいですね。(2001.08.31)




 ↑#360です。やはり書き込みが多く判別しづらいのでメモをとりました。もともとはアーム付きのモデルになる予定だったようですね。中には「365E A Angelica 365E ×λ」と工場内で描かれたと思われる鉛筆とマジックの字と「Frank Leonard Williams 10/Z/'73 S.S.Music」と前のオーナーの購入記録が描かれています。そして緑のマジックのとなりに「ETR BZ」マジックで描かれていますが、これは意味不明です。(2001.09.20)



 ↑#4005です。「4005T」と入っているほかは鉛筆やペンの落書き状のもので読めません。しかも、中にはコンパウンドの粉がたくさん積もっていました。(2001.09.20)



 ↑#330Fです。ちょっとピックガードを外すのがこわかったんですが思いきって開けました。中には赤ペンで「9:50 」、そして鉛筆で大きく「Q」と描かれているだけでした。(2001.09.20)


  
 ↑#481です。483と似ています。が、通常書き込みが有るコントロール付近には書き込みはまったくありません。フロントピックアップの下のネックの仕込み部分に鉛筆でなに
やら書き込んでありますが読めません。実質的にメモ書きは無いという感じです。(2001.10.01)
 


 ↑#330です。鉛筆で「330D WLF」と書いて○で囲んであります。別な鉛筆で「Mae6 2Filling」と重ね描きしてあり、○からはずれた右下の方に「RR」と逆さまに記入されています。 
リッケンバッカーの特徴的なサウンドが聞ける曲は?
【6弦サウンド】

 ☆THE BEATLES 「SHE'S A WOMAN」ビートルズの初期のジョンは有名な325を使用してますが、なんといってもこの曲でのカッティングは325ならではでしょうね。全弦ベンドはなかなか他のギターじゃできません(笑)

 ☆THE WHO 「MY GENERATION」このアルバム(入手難しいな、今度出るCDに期待してください)の曲は、おそらくかなりの割合でリッケンです。聞けばすぐに判りますよ。ジャギーン・カラカラカラっていうサウンドです。335や330、そして345のローズモーリス仕様が多いです。
 
 ☆THE JAM 「BEST」もうこれで聞いて下さい。ほぼ全曲ジャギジャギです。ラウンド弦ですね。ファーストの「BADMAN」もお勧めです。330と360の24fが多いですね。
 
【12弦サウンド】

 ☆THE BEATLES 「A HARD DAYS NIGHT」特にこのアルバムでしょうね。360/12をほぼ全曲で使用してます。あ「IF I NEEDED SOMEONE」もどうぞ。

 ☆THE BIRDS 「噂のバード兄弟」「ベスト」前期の音源ならどれでもOKでしょう。360/12改をほぼ全曲で使用してます。

 ☆THE WHO 「THE KIDS ARE ALRIGHT」「WHO'S BETTER WHO'S BEST」CD化されてなかったりするオリジナル版を聞くのは難しいので、これらのベスト版が手っ取り早くて良いですよ。「ANYWAY ANYHOW ANYWHERE」「I CAN'T EXPLEIN」「KIDS ARE ALRIGHT」等で聞けます。使い方が凄いんですよね。初期は12弦に限らず6弦もいたるところで使用されてます。これもまた凄いカッティングです。

 ☆THE PRITENDERS 「MESSAGE OF LOVE」360/12を使用してます。
 他にもTOM PETTYやBEACH BOYSの使用も有名ですが、曲を特定して紹介できる程聞き込んで無いです。
 
【ベースサウンド4001編】

 ☆THE BEATLES 「MAGICAL MISTERY TOUR」アルバム全編で使用されているらしい?です。「HELLO GOODBYE」「ALL YOU NEED IS LOVE」間違いないです。フラットワウンド使用のため特有のゴリゴリしたサウンドというよりもプラスチックっぽいコシの抜けたポコポコサウンドが特徴です。

 ☆YES 最近のアルバムでなければどれを聞いてもリッケン4001です。特に「TOMATO」「FRAGILE」はすごい音です。これぞリッケン!昔のライブビデオでは4001/8を弾いているところも視聴できます。ロトサウンドのラウンド弦の音です。

 ☆RUSH 「LIVE EXIT STAGE LEFT」このアルバムは100%リッケンです。実はゲディは、スタジオ録音ではJBを使っていることが多く、どこまでが4001でどこまでがJBか釈然としません。が、この時代のライブでは100%リッケンを使用しておりますので真性の4001サウンドを満喫できます。やはりロトサウンドのラウンド弦を使用していたようです。
 
 ☆THE KNACK 「GET THE KNACK」このアルバムでも全編4001が使われています。有名な「マイ・シャローナ」ももちろん4001です。メーカーはわかりませんがラウンド弦です。

 ☆THE EAGLES 「HOTEL CALIFORNIA」 うーんスペルに自信が無い。このアルバムも4001にフラットワウンドの音です。意外?

 ☆THE JAM 「BEST」 後期の曲を除けば全て4001です。ラウンドのゴリゴリそのままです。アルバム全部聞いて!

 ☆THE MOTOR HEAD 全部聞きなさい!金太郎飴のように全部同じ音です。弦?ラウンドしか考えられない!
 4001は70年代以降かなりのミュージシャンが使用しておりましたので、音源を語りはじめるときりがなくなります。マッドネスなんかも使用してたし。このベースの音はJBに近いと思うんですが、何故かPB愛好家が使用していることが多いですね。
 
【ベースサウンド4005編】

 ☆THE WHO 「TOMMY CAN YOU HEARE ME?」「SEE ME FEEL ME」名盤「TOMMY」の曲ですがどうやら4005をミュートして弾いているようです。「WHO'S NEXT」のメイキングビデオでは4001/8を弾く姿もちらっと見え音も聞けます。ご冥福をお祈りします。4001も早くから使用してましたねえ。ロトサウンドのラウンドを張っていたようです。

 ☆STEPPEN WOLF 「BORN TO BE WILD」こやつらはリッケンのスポンサードを受けていたので、全員リッケン使用者でした。ベースは当時4005をメインで使用していたのでこのアルバムのほとんどの曲は4005であると思います。弦はどうもブラックナイロン弦のようです。ブラックナイロンは、高音弦のスライド音が独特です。
 4005は使用ミュージシャンが少ないのであまり目安になる曲がありません。音色は4001よりもゴリゴリなので難しい楽器なんでしょうねえ。
 
【その他】

 ☆STEPPEN WOLF 「BORN TO BE WILD」はアンプもリッケンのトランソニックです。

 ☆バッキー白方 フライングパンを使用してました。音源は全てフライングパンです。ハワイアンの名曲集等に入ってます。
勉強できる書籍はありませんか?
【バイブル】
 『Rickenbacker Pioneer of the Electric Guitar』RittoMusicMook Guitar Magazine Masterworks 定価3200円・・・WITHの大金さんが監修し、RICSの曽我部さんらオーソリティが関わった日本でのリッケンバッカー書籍の決定版です。仲間内ではバイブルと表されています。既に廃刊になっており増刷もされていないので入手が難しくなってます。215頁にわたり膨大なレポートと美しい写真で構成されており、特に各モデルの詳細な変遷解説等はコレクターにとってなくてはならない資料です。









【関連書籍】
 『Vintage Guitars Vol.2 丸ごと一冊リッケンバッカー』エイムック 定価2200円・・・リッケンの12弦に特化した雑誌です。まだ新刊で買えるかも。充実度は今市(日光の手前)ですが、ロジャー・マッギンの特注モデルや4005/8等普段目にすることができない画像を見ることができます。どうもkyonの記事には納得できない!バイブルに載っている記事をそのまま頂戴していますので、バイブルが手に入らない方にとっては補足資料になります。









 『HISTORY OF ELECTRIC GUITARS』PLAYER CORPORATION 定価2800円・・・昭和60年の発刊なので入手はかなり困難です。世界中のギターブランドの概要と日本のブランドの解説(当時倒産していた会社も含め全て)を盛り込んだ欲張りな289頁ですが、リッケンに15頁もの誌面を割いています。これはギブソン、フェンダーに継ぐ扱いです。
 『エレキ・ギター・ブック2 THE BEATLES GUITAR FILE』シンコー・ミュージック・ムック 定価2000円・・・この本はリッケン本とはちょっと違いますが、内容はかなり濃いです。特に中盤以降のイギリスに置けるギターアンプの変遷と音楽とのかかわりの記事等必見です。160頁の中に楽器解説、奏法解説、楽譜、コラムと盛り沢山なのですが、丁寧に構成されており見ごたえがあります。まだ新刊で買えると思います。









【洋書】
 『The Complete History of Rickenbacker Guitars. by Richard R. Smith.』$29.95(日本円では4500円位)・・・アメリカ版「バイブル」少し記事が古いものもありますが、256頁のボリュームで各年モデル毎の出荷伝票の集計が載っている等結構重要な本です。まだ簡単に手に入れることができます。70年以降のモデルの解説は国内の本よりも詳細です。









 『THE RICKENBACKER BOOK Tony Bacon&Paul Day』・・・ベーコン&デイのコンビによるギターブランドの解説本シリーズの一冊。リットーミュージックが輸入しており2700円で販売してます。空港の本屋に良く有ります(笑)写真が多くて楽しいですが、記事は薄いです。全96頁。なかなか貴重なアストロキットや360スラントフレットの画像等も収録されてます。









その他『THE GUITAR Vol.1〜Vol.9』や『GUITAR MAGAZINE』『BASS MAGAZINE』等も参考にしてます。






←ベースマガジンも時々リッケンの特集を組んだりしますよ。
ストラップピンが変わってますよね?
 最近リッケンバッカー関係のBBSなどで話題になっているのでストラップピンについて。リッケンのストラップピンはこのメーカーオリジナルのもので、通常木ネジでねじこむようについている他メーカーとは一線を画しています。

 というのも通常のメーカーはストラップを受け止める皿状の部分と、ネジ部分は独立したパーツでネジは先がとがった木ネジなのに対して、リッケンのものは皿状部分とネジ部分が一体整形されており、しかもネジ部分はとがっておらずかなり口径が太いものになっています。

 皿状の部分が小さいため、ストラップの素材が柔らかかったり古くなったりしていると、スポっと抜けてしまいます。かといって構造上5円玉を挟んだりできないですし、他のピンをつけようとしてもボディ側のネジ穴が大きすぎて装着が無理です。

 しかし、最近の新モデルである650や4004,380などのピンはネジ口径こそ共通ですが、皿状部分がシャーラーのロックタイプピンと同型になっているので、ストラップ側にシャーラーのロック金具がついていれば、そのままロックストラップにできます。

 シャーラーのロック金具は2500円程度ですし、リッケンの650用ストラップピンも1つ500円で買えますので、ボディに別穴をあけてまで他社のストラップピンをつけるより良いですよ。購入はこちら→リックギャラリーさん

 あ、ちなみに純正のストラップピンは驚いたことに4001,4003ベースのミュート用ネジと共通部品です!(2004.02.19)
ピート・タウンゼントは何本のリッケンバッカーを壊したの?
 THE WHOのピートがある雑誌のインタビューで「何本リッケンは壊したの?」という質問に答えて「たぶん8本」と答えていました。そのうち1本はアメリカのハードロックカフェに飾られています。

トースタートップはギター用ピックアップなのに、なぜベースにも使われているのか?
 50年代から60年代中盤は、実はアンプ自体がギターベース兼用というのが当たり前の時代(フェンダーやVOXでもそうでした)で、エフェクターなどの周波数帯域をいじるようなアイテムも無かった事から、周波数レンジの広いトースタートップピックアップはギター以外にも、エレキマンドリン、エレキバンジョー(バンジョリン)、4005ベースの前後のピックアップ、4001のフロントに使用されていました。

 また60年代物ではスチールギター用のポールピース6本のピックアップが4001のリアにマウントされたものも報告されています。

 この場合はフロントもリアもポールピースが6本あるわけですね(笑)。

 60年代後半にハイゲインピックアップが開発されるころには、アンプやエフェクターもベースとギター用に周波数をはっきり区別したものが使われるようになったのです。

 4001ベースは73年の中盤から、ポールピースが4本のベース用のハイゲインピックアップが搭載されるようになり、それが現在の4003まで継続されています。

 4001Vや、4001Cは64年前後の4001のレプリカですので、当時と同じようにギター用のトースタートップピックアップを搭載しているわけです。
久しぶりにケースから出したところギターがケースの内部に触れているところ(ボディーの裏側、ネックの一部、ボディー側面下部)の塗装がくすんだ感じでおかしくなってました(何かケースの内張の模様がギターに付いた感じで・・・)。ケースは純正のヴィンテージケースです
 純正ケースでリッケンが変色したというのは初めて聞きました。

 久しぶりとの事なので、湿気がこもってカビたのではないかと思います(違っていたらごめんなさい)。

 過去にヤフオクでケースに入れっぱなしにしておいてカビた4001VをJUNK販売しているのを見たことがあり、やはりボディ下部と裏側の光沢が無くなっていたものですから。

 カビといってもクリアー塗装が白濁するタイプだと思いますので、重症でなければヴィンテージ楽器用のポリッシュ剤で根気よく拭くことで、ある程度回復します。

 GHSの液状のものがお薦めです。拙もTEISCOなどで同様の経験があります。

 ちなみに金属パーツのひどいくすみはフェルナンデスの楽器用コンパウンドの最も目の細かいもので根気よく拭くと良いです。

 目の粗いものは、一気に落とせますがメッキ皮膜ごと剥いでしまうので楽器を痛めますので、気をつけてください。
Rick-O-Soundってなんですか?
Rick-O-Soundは、リッケンバッカーの上級機種に装備されたステレオジャックから出力した信号を、フロントピックアップとリアピックアップに分けて出力するための分配器です。



※84年以降のモデルには「ステレオジャック+モノラルジャック」ではなく「モノラルジャック+モノラルジャック」になっているものがあります。ステレオジャックにのみこの分配器は有効です。

見かけは縦5cm×横8cm×高さ3cmくらいの箱から、ケーブルが生えているような箱です。

左右に「フロントピックアップの音を出力するジャック」と「リアピックアップの音を出力するジャック」があり、カナレの長めのケーブルが2本付属してきます。



ベースの場合、フロントの出力をベースアンプに、リアの出力をギターアンプに入力すると、THE WHOのジョン・エントウィッスルのバイ・サウンド・システムのような高音と低音がクリアに分離した深いベースサウンドを構築できます。

また、ギターの場合、2台のギターアンプに接続して、フロントとリアのそれぞれのアンプのセッティングを変えておき、ピックアップ切り替えスイッチで音色を変えることができます。
さらに、同様に2台のギターアンプに接続し、ピックアップ切り替えスイッチをセンター位置にしておいて、リッケン独特の5つめのつまみ(バランサーなんですが)をまわすと、ステレオパンポットのように左右に音が揺れる効果を生み出すことができます。

リッケンバッカー本社では、2005年にこのユニットの生産を中止したようです・・。

Rick-O-Soundの構造


生産が中止されたということで、中身を暴露しちゃいます。
これだけです。自作できますね・・・・。

材料
1.ステレオケーブル
2.ジャック2個(スイッチクラフトをおすすめします)
3.配線少々、ハンダ少々
4.適当サイズの箱

道具
1.ニッパ
2.ハンダごて
3.箱に穴をあけるための何か
4.ドライバーとペンチ
Rick-O-Soundのジャックにシールドを挿しても音が出ることは無いの?
Rick-O-Soundのジャックは、ノーマルのシールドを深く差し込むとフロントだけ、浅く差し込むとリアだけ(逆かな?)音が出るはずです。
Rick-O-Sound Kitはもう買えないんですか?
 新☆堂さんのHPを確認したところ「在庫が終了しだい、リック・オー・サウンド・キットは製造中止となります。」となっていました。

 なんだか表現がおかしいですね(笑)部品の在庫がなくなったら製造中止なのか、もう生産していないので在庫が無くなったら販売終了なのか。

 どちらにしても無くなってしまうようですね・・。

 たぶん、今までも昔のパーツ在庫で組んでいたっぽいので、いよいよ部品が無くなってきたのかもです。

 需要があれば、コフマンのように型をおこしなおして再生産するかもしれないですが、難しいかな?
リッケンのトラスロッドって2本が普通でしたよね?私の650は1本しか無いんですが・・・。
650のトラスロッドは1本です。
この他にも60年代中期以前のモデルや、初期の730、325Vシリーズ等にトラスロッド1本のモデルが存在していますが、いずれも本物であることには間違いありません。
4001ですが、年式の違いで弾き心地や音色が違うと聞いたのですが・・・
私が所有している75年の4001と68年の4001の、主に弾き心地に関わる部分を採寸してみました。

【ナット材厚】
’68 = 0.7cm
’75 = 0.4cm
※ナットが厚い68は、溝切りがかなり大きく、薄い75は、溝きりがかなりタイトです。弦振動的には75の方がより振動をネックに伝えると思います。

【ネック幅】
ナット側
’68 = 4.2cm
’75 = 4.0cm
ネック側
’68 = 5.7cm
’75 = 5.1cm
※数字にすると数ミリの差ですが、これは大きな差です。つまり68は横幅が広いんですね。でも握りは薄いのですよ。75は若干丸い感じですね。



【ボディ厚】
’68 = 3.0cm
’75 = 3.2cm
※あまり音色に差はないと思いますが、個体差がある部分かもです。なお重量は68のほうが重いです。

【指盤ローズ厚】
’68 = 0.5cm
’75 = 0.7cm
※68年前後は、それ以前よりもそれ以後よりも指盤が薄い時期のような気がします。とはいえフェンダーが2〜3mmくらいの厚さなので、その倍はありますが。

【ボディとネックの仕込み高】
’68 = 0.7cm
’75 = 1.0cm

※ここで3mmの差は大きいです。ハードのピック6枚重ねた分くらいの差ですからね。こことネック幅が73年以前とその後の決定的な差でしょう。

【ヘッドの形状】
’68 = 黒(右)
’75 = 青(左)

※一見して大きさが違うのが判りますよね。特に3弦(A弦)は、ナットからペグポストまでの距離がぜんぜん違うので、テンション的な弾き心地が変わります。


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